日大工 総合教育 樋口幸治郎
ホーム | 教室 | 研究室 |
---|---|---|
工科系数学I及び演習 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Er muss sozusagen die Leiter wegwerfen, nachdem er auf ihr hinaufgestiegen ist.
言うなれば, 登りきった後には梯子を捨て去らなければならない.
--- Tractatus logico-philosophisuc Ludwig Wittgenstein
「論理哲学論考」より, ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン
これまで学んだことをここにまとめる.
($f(x)$が連続関数の合成(=代入)と四則演算で作られていれば)次のように計算する:
1. $x$の近づく値$a$を$f(x)$に代入した$f(a)$を計算
2. 不定形($\dfrac{0}{0},\dfrac{\pm\infty}{\pm\infty},\pm\infty\cdot 0$など) が現れなければ, $f(a)$が極限値
3. 不定形が現れるなら, 関数$f(x)$を変形
4. 変形後の$g(x)$について, $g(a)$の計算し不定形が現れなければ$g(a)$が極限値, ダメなら3に戻りやり直し.
連続関数には次の性質がある:
$a<b$と$f(a),f(b)$の間の任意の数$r$に対し, 方程式$f(x)=r$の解が開区間$(a,b)$に存在
以下において$a$は定数, $f,g$は微分可能関数とする.
以下の関数は, それぞれの定義域上で, 微分可能な関数である. 従って, 連続関数でもある.
グラフは水平線
グラフは直線, $a$は傾き, $b$は$y$切片
グラフは放物線, $a$が正/負なら下/上に凸, 頂点は$(p,q)\ \left(=\left(-\dfrac{b}{2a},-\dfrac{b^2}{4a}+c\right)\right)$, 2次関数の根は$s,t$$\left(=\dfrac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\right)$
一般には定義域は正の実数, $a$が正/負なら単調増加/減少
定義域は実数全体, 値は常に正の実数, 下に凸, 底が$1$より大きい/小さいなら単調増加/減少
定義域は正の実数, 底が$1$より大きい/小さいなら単調増加/減少
微分の計算, 中間値の定理を使った問題, 初等関数についての問題が解けること.
p9-10, p42-43, p71-72の演習問題Aの微分の問題のうち(逆)三角関数を含まない問題が解けること.
p30-32での中間値の定理を用いた問題(p31のAの8(3)を除く)が解けること.
教科書範囲外, 2次関数, 指数関数, 対数関数のグラフが描けること. 2次関数を変形する問題が解けること.